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カメラレビュー

【カメラレビュー】Nikon D5をプロがレビュー

投稿日:2020年3月19日 更新日:

今回はNikonのデジタルー眼レフカメラで、FXフォーマットのフラッグシップモデルであるD5をレビューします。フラッグシップ機としてプロ、アマチュアを問わず使用されています。プロカメラマンの現場においては、報道や広告、スポーツなど色々な現場で使われています。まずはD5の特徴をレビューし、このカメラが優れている点を分析していみたいと思います。




Nikon D5をレビュー

それではNikon D5をレビューしていきます。

Nikon D5の主な特徴

・FXフォーマット
・有効画素数2082万画素
・ISO感度ISO 100- 102400
・高速連続撮影約12コマ/秒
・質量 約1405g

Nikon D5の特徴については、このあと詳しく分析をしていきます。最高ISO感度と高速連続撮影のコマ数が、他のカメラと比較しても際立って優れています。また、高性能ということもあり、カメラ本体の重さは、それなりにあります。

広域・高密度の153点AFシステム

Nikon D5の代名詞ともいえるAFシステムですが、フォーカスポイントは実に153点となります。Nikon D4Sと比較して130%以上の広い範囲をカバーしています。前作からの進化がものすごいです。スポーツや動物などの撮影シーンでは、D5のAFシステムの機能を、最大限に生かすことができるでしょう。

AF/AE追従で約12コマ/秒、最大200コマまでの高速連続撮影

約12コマ/秒は、Nikonの中級機と比較してみても、破格の性能だと言えます。まさに、Nikonのフラッグシップモデルと呼ぶにふさわしい性能のひとつだと言えます。連続撮影は、動体の撮影において本領を発揮します。D5は、他のカメラでは捕えることができない、決定的瞬間も撮れる能力を持っています。

私はブライダルフォトグラファーですので、結婚式の撮影であれば、フラワーシャワーやブーケトスの場面で、この連続撮影機能を使います。ブーケトスにおいては、ブーケが新婦の手から離れる瞬間や、ブーケを投げるモーションでの表情などを狙って撮るのに最適な機能だと考えます。

ニコン史上最高の常用感度ISO 102400

ニコンFXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン EXPEED 5の連携で、常用感度ISO 102400を実現しています。室内や外の光が入ってこない場所では、この高感度性能が生きていきます。

こちらも、ブライダル撮影のシーンで説明すると、外光なしのブライズルーム内の撮影や披露宴の入場シーンで力を発揮します。ブライズルームの撮影では、室内のスポットライトだけで新婦の全身やイメージカットを撮影することが多々あります。高感度にて撮影しますが、どうしても画質が荒れてしまいます。

ISO 102400まで常用で使用できるということは、高感度域でも安定した画質が得られるようになりますので、写真のクオリティも他のカメラと違いが出せるでしょう。また、結婚式や披露宴の入場シーンも、かなり暗い条件での撮影になります。やむを得ずストロボを使用する場面もありますが、D5を使用すればそのような現場でも、ノンストロボ撮影ができます。

レビューまとめ

Nikon D5はフラッグシップモデルにふさわしく、あらゆるシーンで高画質を実現するように設計されています。自社製品はもちらん、他社の製品と比較しても、完成度が高い一眼レフカメラだということができます。プロの視点で分析すると、Nikon D5は難しい撮影条件でこそ真価を発揮するカメラだといえます。やはり、暗い場所での撮影や、決定的な瞬間を狙う必要があるスポーツ撮影で重宝されます。
ブライダルの現場でも、Nikon D5を使用しているカメラマンは多いです。高感度の撮影を要する場面で、画質の差が顕著に出ます。逆に言うと、Nikon D5を使用しているに、中級クラスのカメラを使っているカメラマンとの違いを出せなければ、力量の無さが浮き彫りになってしまうカメラでもあります。フラッグシップモデルを持つことは、カメラマンにとって誇らしいことですが、Nikon D5でなければ撮れない写真を残してこそ、価値のあるカメラだと言えます。

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