フォトグラファーになるには

フォトグラファーになるには。をテーマにした現役フォトグラファーのブログです。

カメラレビュー

【カメラレビュー】Nikon D850をプロがレビュー

投稿日:2020年3月19日 更新日:

ニコンD850はプロカメラマンから評価の高いデジタル一眼レフカメラです。なぜD850がプロカメラマンに選ばれるのか考察していきます。




1.有効画素数4575万画素

D850では、裏面照射型構造を採用したニコンFXフォーマットCMOSセンサーを搭載し、
4575万画素という高画素数を実現しています。
プロカメラマンの現場でも、高画素が必要な場面が多々あります。
まずは、写真を大きく引き伸ばす場合です。広告のポスターなどが良い例でしょうか。
他にも、トリミングをするときに高画素だと便利です。

2.ISO感度が64-25600

D850は高感度性能が高いです。夜や室内など、暗い場所での撮影でも、
ノンストロボで撮影できることができ、表現の幅が広がります。
高感度でも高画質のままなので、プロフェッショナルな撮影の場でも、
使用することができます。

3.機構ブレ・シャッター音なしのサイレント撮影

D850では静止画ライブビュー時に、先幕、後幕ともに電子シャッターを使用する「サイレント撮影」が可能となっています。レリーズ音、機構ブレを排除して撮影することができます。
ブライダル撮影で結婚式の重要シーンなどで、シャッター音を気にせず、集中して撮影することができます。

4.ハイライト重点測光が便利

結婚式のウエディングドレス姿の新婦を撮影する時など、白い衣装を撮影する場合は、
白とびしてしまう場合があります。
ハイライト重点測光を使うことで、ハイライト部の白とびを防いでくれます。

5.フリッカー低減機能

蛍光灯など、照明の明滅による明るさのチラツキ(フリッカー現象)を
低減する機能をカメラの設定で選択できるようになっています。
夕方の屋外撮影や、屋内などで蛍光灯の光で撮影が必要な時は、こちらの機能を使いたいです。

6.アクティブD−ライティング

逆光時の撮影などで、空のハイライト部とシャドー部の輝度差の大きい場合でも、
白とび、黒つぶれの両方を抑えながら適度なコントラストを保ち、見た目に近いトーンを再現する機能です。
屋内を撮影する時など、窓の外の景色が写り込む時があったりしますが、
明暗差が大きいと、窓の外が白とびしてしまうことがあります。
そのような状況下だと、アクティブD−ライティングがあると心強いです。

7.画像処理エンジンにはD5と同じ

画像処理エンジンにはD5と同じEXPEED5が採用されています。
画像処理能力がニコンの最高クラスとなり、画質や各機能にも表れています。
また、撮像素子の情報を高速で取り込むことができる結果、
4575万の有効画素で約9コマ/秒の高速連続撮影が実現できています。

ニコンD850とD810を6項目で比較

2017年9月に発売されたD850と、2014年に発売されて、
現時点では現行モデルとなっているD810を比較します。

重量

D850・・・・・・1005g
D810・・・・・・980g

カメラ本体の重量はほとんど差がありません。
どちらも中級機になるため、堅牢性が高いため、
初級機に比べると重めになっています。

高速連続撮影

D850・・・・・・7コマ/秒
D810・・・・・・5コマ/秒

1秒あたりの連続撮影枚数は、D850が多くなっています。
動く被写体を撮影する場合は、D810よりも性能が優れていると言えます。

タッチパネルの有無

D850・・・・・・あり
D810・・・・・・なし

D850はタッチパネルを搭載しています。

画素数

D850・・・・・・4574万画素
D810・・・・・・3635万画素

画素数はD850の方が大きいです。広告撮影やトリミング撮影など、
様々な用途で高画素の恩恵が得られるようになっております。

ISO感度

D850・・・・・・64 ~ 25600
D810・・・・・・64 ~ 12800

どちらも、高感度の撮影を実現できるようになっております。
常用の感度としては、申し分ないと言えます。

Wi-Fi機能内蔵

D850・・・・・・あり
D810・・・・・・なし

D850はWi-Fi機能もついています。取材撮影や趣味の撮影でも、
手軽に早く画像を共有できることができるようになりました。

比較コメント

D850は、D810と比較すると機能と性能の両面で、
大きく進化したという印象です。
特に、D850の画素数は、このシリーズの代名詞とも言える
圧倒的な大きさとなっています。

まとめ

プロカメラマンの視点で、7つの機能をご紹介しました。
これらの機能は実際にD850を使用しているプロカメラマンからの評判も良いです。この先、何年も満足して使えるカメラだと言えます。

以下2018年10月追記
最近では、仕事でD850を使用するプロカメラマンが増えてきました。D800から乗り換えたカメラマンが多いです。使用感を聞いてみると、ピント精度がかなり向上しているようです。室内など暗い場所での撮影においても、ピント精度が高いようですので、ブライダル撮影をメインとしている私も、乗り換えを検討中です。

→AmazonでNikonD850の価格を確認する

-カメラレビュー

執筆者:

関連記事

【レビュー】Canon EOS 6D Mark IIをプロがレビュー

今回はキヤノンのハイアマチュアモデルであるCanon EOS 6D Mark IIについてレビューします。Canon EOS 6D Mark IIは、フルサイズセンサーを搭載しており、画質が非常に優れ …

【カメラレビュー】Canon EOS Kiss X90をプロがレビュー

今回はキヤノンのエントリーモデルである、Canon EOS Kiss X90についてレビューします。EOS Kissシリーズは、女性やカメラ入門者をターゲットにしたカメラで、軽くてコンパクトであるとこ …

【カメラレビュー】ニコンZ7をプロがレビュー

今回はニコンのFXフォーマットミラーレスカメラで、話題のZ7をレビューします。まずは特徴からレビューしていきたいと思います。 目次有効画素数4575万画素の高画素モデルISO 64-25600493点 …

【カメラレビュー】Canon EOS 5Ds/5Ds Rをプロがレビュー

今回はキヤノンのハイアマチュアモデルであるCanon EOS 5Ds/5Ds Rをレビューします。EOS 5Ds/5Ds Rは、5060万画素という高画素が特徴的で、広告や風景写真などで大きく引き伸ば …

【カメラレビュー】Canon EOS 5D Mark IVをプロがレビュー

今回はキヤノンのハイアマチュアモデルの最上位機種である、Canon EOS 5D Mark IVをレビューします。Canon EOS 5D Mark IVは、フルサイズの一眼レフカメラで、プロフェッシ …